花と音楽と沖縄と…

ただ単に、その日見たものを記録してるだけの日記です(^^♪

イギリスは保育、教育現場に8000億

★2023/04/08
イギリスは保育、教育現場に8000億
 どうも市民審議会の片岡です。1年以上前のBBCニュースの報告です。イギリスでは、コロナの感染対策が始まった後、子どもたちの成長や発達、その暮らしにどのような影響が出ているのか、国主導で調査を行いました。
Covid: Young child development worrying, says Ofsted boss - BBC News

 その中で、2歳になる子は、マスクで表情の見えない大人に囲まれていたため、口唇の動きをほとんど見ておらず、言語の発達の遅れが見られたり、いつも見ているアニメのキャラクターの声で話すことなどが報告されています。こういった状況への対応についても、専門家を派遣している。保育や教育現場に投資した予算は50億ポンド(8,000億円)になるそう。日本ではアクリルボード買ったり、消毒薬買ったり、PCR検査を無料でやったり、マスクのポスターなど貼りまくったり感染対策そのものに使われる予算は膨大でした。でも、その感染対策によって起こる弊害についてフォロー、ケアをするための予算もなかったと思うんですよね。そもそも、それをやろうとする意識もなかったのが実情でしょう。「こども家庭庁」ができたら変わるんでしょうかね。

 コロナ感染対策の子どもたちへの影響を確認して、健やかに育てる環境をつくる。そのきっかけにしたいと思います。4月23日(日)「ポストコロナの子育てシンポジウム」を開催します。ぜひ、ご来場ください。遠方の方は、オンラインでご視聴ください。
(以下、子育てシンポジウムはリンク先で😅💦)


★2023/04/06
薬剤疫学の専門家、堀内有加里氏を迎えて4月のオンライン交流会開催しました。
    どうも市民審議会の片岡です。昨日は、4月のオンライン交流会でした。

    今回のゲストは、薬剤疫学の専門家、堀内有加里氏をお迎えして開催しました。堀内さんは、最近、子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟の厚労省との質疑応答や、被害者遺族の方へ向けたSNS上の誹謗中傷への対応、新型コロナワクチンの副反応情報についても、同じように報道することなどをまとめた情報発信の自由と公正を求める共同声明の発表にも関わっておられます。
 昨日は、その裏話も含めて専門家としての見地を聞かせていただきました。また、HPVワクチン訴訟で活動されている隈本先生もご参加いただき、今までの薬害に対しての厚労省の対応についても共有していただきました。堀内さんが今までずっと言われていたのは、「副作用や副反応疑い報告は医療従事者の義務」であるということです。
 新型コロナワクチン接種後の死亡者数は2000名を超えるまでになりました。重篤者の報告は2万6千人を超えています。しかし、この数字は氷山の一角、全ての数字を表しているわけではありません。というのも、医療従事者の副反応疑い報告をする割合が低いからです。実は、法律的にも副作用や副反応疑い報告は医療従事者の義務なのですが、違反した際の罰則もありません。また、報告した際、その医師のメリットになることもありません。もちろん、医療倫理として報告することが当たり前なのですが、そういった医学教育はなされていないのが現状です。慌ただしい現場の中、調べて報告する必要性を理解している人が非常に少ないんですね。
 それが、モロに出てしまったのがコロナです。今の報告件数は、アメリカのデータに倣った場合、実際起こっているもの100分の1ぐらいという説もあります。全てではなくても10分の1でも報告されていれば、社会の動きも、10倍スピーディになっていたかもしれません。隈本さんが言われていましたが、副作用や副反応疑い報告が医療従事者の義務になったのは、薬害エイズの裁判で厚労省が負けてから法的な義務になったそうです。それ以前は、法律上定められていなかったんですね。
 サリドマイド、スモン、B型肝炎、薬害エイズ、薬害の歴史は根深いものです。国民の健康のためにあるはずの厚労省が、別のもののためにあるとしか思えないような状況です。国民一人一人が調べて歴史から学び、自分と家族の身を守っていくしかありませんね。堀内さん、どうもありがとうございました。
 今回は、ワクチンの話が中心になりましたが、その他の感染対策、マスク、ソーシャルディスタンス、随時の消毒など、効果不明な感染対策が子どもたちに与えた影響を確認して、その是非を問うことなしには次には進めないでしょう。また繰り返されることがないように総括しましょう。そのために、今回の「ポストコロナの子育てシンポジウム」を開催します。ぜひ、ご来場ください。遠方の方は、オンラインでご視聴ください。
(以下、子育てシンポジウムはリンク先で😅💦)


★2023/04/05
「タイムリミットが迫っています」原口先生からのメッセージ紹介
どうも市民審議会の片岡です。今回は、4月23日(日)のポストコロナの子育シンポジウムへの原口真一先生からのメッセージをご紹介します。

イベント詳細はこちらから。
子どもの脳は大人の脳のミニチュア版ではない。今獲得できなかった能力には、その時期を過ぎてからでは取り返しがつかないことも少なくない。(明和政子氏)」
 タイムリミットは迫っています。場合によっては過ぎてしまったものもあるかもしれません。しかし、諦めればそこでゲームセットです。何から何を守っているかわからない「念のためマスク」によって、失うものの大きさを想像できるか・・・大人の責任は重大です。知らないことは罪ではない、知ろうとしないことが罪なのだ。(ソクラテス)
 大人が学ぶことが、子ども達を守る唯一の道だと思っています。※マスクの義務化を推進していた多くの諸外国が、「念のためマスク」には「予防効果よりも弊害の方が大きい」ことに気付いたとき、最初に取り掛かったのは「子ども達からマスクを外させること」でした。残念ながら今の日本は真逆の状況です。いつも「学校が最後!」?」
原口真一先生FBより コメント欄もご覧ください。
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    僕は、教員経験35年、まさに子どもたちを中心に置いて校長をされていた先生が、「タイムリミットが迫っている」と感じていることに、危機感が募ります。先日、イベントに来てくれていた子どもたち、ほとんどの子がマスクを外していたのですが、小4、小5ぐらいの女の子2人は、親が「外して良いんよ」、「外したら?」と声をかけても頑なにそのままマスクを着け続けていました。思春期に入る頃、特に女の子は見た目が気になるでしょうし、人の目が気になるでしょう。年頃の子どもたちの中で、「マスクを外しているのは、顔に自信があるやつ」という話も聞きました。自分の見た目にコンプレックスを抱えるのは、ほとんど誰もが経験したことがあると思います。僕も、歯並びが悪いので、中高生のころはめちゃくちゃ氣になってました。同じ状況だったらマスクをしたままの方が楽だったかもしれません。本当に、大人がつくりだした社会環境がその責任のない子どもたちに強い負の影響を与えています。子どもたちに犠牲を強いてきた社会の片棒を担ぐのはやめていきましょう。
また、より多くの人に、この状況を伝えて氣がつく人を増やしていきましょう。
 そのために、今回の「ポストコロナの子育てシンポジウム」を開催します。ぜひ、ご来場ください。遠方の方は、オンラインでご視聴ください。

 

イベント詳細はこちらから。開催後2週間、アーカイブ視聴も行えます。


4月のオンライン交流会
4月のオンライン交流会は、薬剤疫学の専門家である堀内有加里氏をゲストにお迎えして開催します。
【オンライン意見交換会&交流会】
日 時: 2023年4月5日(水) 21時~22時(22時30分頃までルーム空けてます)
募集対象:全国の署名賛同者&市民審議会のフォロワー
募集人数:定員50名(※顔出しできる人)
方 法: ZOOM
※4月は特別ゲストに、薬剤疫学専門家の薬学博士、堀内有加里氏をお迎えして開催します。
堀内有加里氏プロフィール
堀内有加里 博士(臨床薬学)薬剤師/検査技師、【専門分野】薬剤疫学/医薬品安全性監視、医薬品情報学
東京理科大学大学院薬学研究科卒業後、千葉大学大学院薬学研究科にて博士課程修了。東京大学大学院医学系研究科にて薬剤疫学講座、研究員/教務補佐員、 生物統計情報学講座研究員を務める。NPO日本医薬品安全性研究ユニットプロジェクトマネージャーを経て、現、一般社団法人 ヘルスケア・データサイエンス研究所 倫理審査委員。共著書に「薬剤疫学の基礎と実践」、「医薬品安全性監視入門」がある。
堀内有加里氏 facebook
オンライン交流会お申し込み
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。


★2023/04/04
マスクで注意される子されない子
 どうも市民審議会の片岡です。ちょっとうちの子の通う小学校での話です。

 新年度から小学校で、マスク着用が任意(元々)の任意(3/13厚労省発表)の任意(4/1文科省衛生管理マニュアル)になります。これで、マスク外す子、素顔のまま学校に通わせる保護者も増えると思うので良かったのは良かったと思います。でも、この3年間マスクを実質的に強制させられてた影響って、いろんなところに出てると思うんですよね。
 うちの子はノーマスク宣言したお陰で素顔で登校させてもらってたんですけど、小1だったうちの子が通うクラスでは、マスクがズレてて注意される子もいました。うちの子ともう1人の子は、完全ノーマスクで親が書類を出しているので、注意されない。でも、マスクをしているけど、ずれている子は注意を受けてしまう、という変な状況も起こっていました。
 注意をうける子の立場になると、「あの子らマスクしてなくても何も言われないのに、なんで俺はちょっとズレてるだけで注意されるの?」って思いますよね。昨年、お世話になった担任の先生には、ノーマスクのうちの子も温かく迎え入れてくれてたし、周りの子から「マスクした方が良いよ」と言われて落ち込んだ時も、すぐに対応をしてくれて感謝しかないです。現場の先生方を責める氣は全くないんですが、子どもたちも違和感を感じてただろうし、それを口にする空氣ではなかったでしょう。
 学校では黙食だけど、家では普通に会話しながらご飯食べてただろうし、お父さんやお母さんが外食して飲んでくることもあったでしょう。運動会が中止になったり卒業式もマスクしてた中、テレビでは、東京マラソンやったり野球チームが優勝してビールかけしたりしてた訳で、違和感ありまくりだったろうに。
 5月に5類に下がるのもあって、メディアの報道熱も冷めていくと思うが、今までの" 感染対策 "によって、子どもたちにどんな影響があったのか、それを確認することは必要でしょう。そして、健やかに伸び伸びと育てられる環境づくりに切り替える材料にしていきたいと思います。
(以下、4月のオンライン交流会情報はリンク先で😅💦)
★2023/04/02
マスク依存の若者たち「 ” マスク外さなくていい ”は優しさじゃない」のか? 
 どうも市民審議会の片岡です。3月13日に、マスクが任意であることについて、改めて政府広報がありました。それもあって、マスクが煩わしい人、外したい人は外す選択を表立って取りやすくなってます。しかし、予想されてた問題が出てきているんです。それが、人目が気になって外せないという問題
マスク依存の若者たち「“外さなくていい”は、優しさじゃない」と考える専門家の懸念 | TBS NEWS DIG (3ページ)

 この記事の中では、自分の自信のない見た目を受け入れること、他人との差異を認められるようになるのが大切だから、マスクを外せない若者たちに対して、「外さなくていい」という対応は優しさではない、という意見が述べられています。さらに、小中高生300人へのアンケートがありましたが、小学生では8割、高校生に至っては9割以上が、人前でマスクを外すことに抵抗があると回答しています。

自分の顔に自信がない、恥ずかしい、というのが主な理由です。

 確かに、自分の見た目や他人との差異を受け入れることも大切だと思います。そのため、紹介している記事の最後にある「勇気を持ってマスクを外そう」と大人がきちんと訴える必要もあるかもしれません。ただ、子どもたちそれぞれが、マスクを外すことに対して不安のレベルがそれぞれ違うはずです。中には、マスクを外して人前に立つことで動悸がしたり、息切れがしたりするようなケースもあるかもしれません。なので、もしマスクを外すことに強い抵抗を感じる子の場合、専門家によるアプローチが必要になるような気がします。子どもたちにマスクを強い続けた3年間。僕らはどうやって責任を取っていくんでしょうか?
(以下、子育てシンポジウム情報・4月のオンライン交流会情報はリンク先で😅💦)
★2023/03/31
3月のオンライン交流会報告とポストコロナの子育てシンポジウム開催のお知らせ
どうも市民審議会の片岡です。3月に子どもが生まれたのもあり、慌ただしく更新が滞っておりました。3月1日にジャーナリストの鳥集徹さんをゲストに迎えてオンライン交流会を開催しましたので報告します。

ゲストの鳥集徹氏プロフィールと著書紹介
ゲストの鳥集さんのプロフィールと最近の著書を掲載します。本の紹介文はアマゾンからの引用になります。

1966年兵庫県生まれ。2004年よりジャーナリストとして活動。週刊誌・月刊誌等に主に医療関係の記事を執筆。主な著書に『新薬の罠』(文藝春秋社)『コロナ自粛の大罪』『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』(いずれも宝島社)など。「薬害 コロナワクチン後遺症」、「医者が飲まない薬」など。

     

薬害 コロナワクチン後遺症 amazonリンク
 コロナワクチンを打った直後から、著しく体調が悪化。それなのに、「気のせい」「因果関係不明」「精神科へ」しか言わない医者。補償する気のない国家。人生を、返せ。受け皿が、ない――気鋭のジャーナリストが、コロナワクチン接種後に体調に異変を来し日常生活を送れなくなった人達から丁寧にその症状と、経緯を訊いた。因果関係不明、デマ、反ワクと切り捨てて嗤うのは、この本を読んでからにしてほしい。
医者が飲まない薬 誰も言えなかった「真実」 amazonリンク
 日本人は、「薬」に対して無防備すぎる――。ポリファーマシー(多剤服用)は社会問題化しており、高齢者では10種類以上もの薬を飲んでいるケースも少なくない。政府やマスコミが手放しで礼賛したコロナワクチンやコロナ治療薬などの「新薬」も、重篤な副作用の可能性が叫ばれ始めている。そもそも、薬と毒は紙一重。「本当に必要な薬」はどれだけあるのか? 本書では、ジャーナリスト・鳥集徹氏がホスト役を務め、日本の“薬漬け医療”に疑義を呈する医師5人が忖度なしに語り尽くす!
世界を欺いたコロナワクチンamazonリンク
 大手メディアが新型コロナウイルスの恐怖を煽り、ワクチン推進一辺倒の報道を繰り返すなか、ユーチューブやツイッターなどではコロナ騒動のおかしさやワクチンの危険性を訴えるインフルエンサ―たちが活躍した。その代表格が闇のダディ氏と藤江成光氏である。ダディ氏は製薬会社に勤める経験と知識から、いち早くワクチンの安全性・有効性に疑義を呈し、専門家の言説の欺瞞性を指摘してきた。また、「日本の人口増加をめざす男」を自称する元国会議員秘書の藤江氏は、国や自治体の統計データの分析から、同じくワクチンの有効性・安全性に疑義を呈し、日本の死者数増加にいち早く警鐘を鳴らしてきた。本書は、『コロナワクチン失敗の本質』『コロナ利権の真相』(ともに宝島社新書)などの著書があるジャーナリスト・鳥集徹氏がホスト役となり、ユーチューブではバン(削除)確実のコロナワクチンの「真相」を、2人の人気ユーチューバーが語り尽くす。
ジャーナリストとして意識していること
 鳥集さんは、コロナ騒動が始まってずっと様々な専門家と一緒に本を著されてきました。ジャーナリストとして意識されていることは、独りよがりの文章にならないように中学生やおじいちゃんが読んでもわかるように伝えること、裏を取ること(事実を確認すること)と言われていました。情報発信の基本だと思いますが、基本こそ大事なんだと思いました。鳥集さんは、「新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇 」で子宮頸がんワクチンについても、調査をされていますが、今回のコロナワクチンと子宮頸がんワクチンとで同じような構図になっていると言われています。病気の不安を煽り、ワクチン接種に持っていく。エビデンスも製薬企業に有利に働くものが流布されて、不利に働くものはメディアで取り上げられない状況があります。それによって、ワクチン接種の対象となる人々が正常な判断ができなくなってしまうので、メディアの罪は大きいですね。

  

マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?
 こちらの書籍も鳥集さんの共著です。マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?脳科学、発達科学の専門家である京都大学大学院教育学部の明和政子先生の本になります。マスクの感染対策についての話ではなくて、赤ちゃんや子どもたち、ずっと表情を隠した大人に囲まれた子どもたちの脳や心がどうなっていくのか、また、小中学生、高校生の中には、感染の不安からではなく、羞恥心や人目が気になって外したくない、という子もいます。今回のコロナ禍での3年間を振り返り、その感染対策の妥当性、有効性とともに、子どもたちの発育・発達、青少年への心理的な影響を確認することが大切だと思います。
(以下、子育てシンポジウム情報は下記参照😅💦4月のオンライン交流会情報はリンク先で)
★2023/03/30
3年間マスクをし続けた子どもたちはどうなるのか?
どうも市民審議会の片岡です。3年間マスクをし続けた子どもたちはどうなるんでしょうか?

再送(29日配信記事)-WHO、コロナワクチン接種勧告を改定 健康な子どもは必ずしも必要なし | ロイター
    最近、WHOが健康な子どもはコロナワクチンを必ずしも接種する必要はないと声明を発表しました。非推奨、ということで、ようやくのこと世界の保健行政の中心が叫んだわけです。僕らが、子どもへのコロナワクチン接種の停止を求める署名を始めたのが、2021年の7月2日でした。およそ1年9ヶ月で、ようやくです。世界中でそうですが、特に日本では、接種を推奨し続けた結果、感染者数の抑制にはつながらず、圧倒的な超過死亡者が出ています。こちらもようやくのことですが、接種後に亡くなられてしまった方への死亡一時金が支払われるようになってきました。

新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡 死亡一時金の認定・支給まで1年以上かかるケースも
    コロナの感染不安による盲目的な状況も、春の雪解けのように少しずつとけてきているのかもしれません。それは、待ち望んだことでもあるのですが、このままただただ事務的に社会が進み、コロナの狂乱が風化していくに任せているわけにもいきません。というのも、この3年間の感染対策や政策の是非をあらためて振り返り、今後同じようなことが起こらないようにしなければならないからです。それと同時に、今回の過ちから、人が健康に暮らすのにより望ましい環境を作っていくための礎(いしずえ)を築いていくべきでしょう。特に、この3年間、僕ら大人が子どもたちに押し付けてしまった諸々の事柄、黙食、ソーシャルディスタンス、マスクなどなどの影響を改めて考えていくことが必要です。特にマスクは、着用率の高い日本では、日常風景を一変してしまうほどのものです。青少年では、自分の顔を相手に見せることに心理的な障害を感じてしまう子も多いでしょう。

【恥ずかしい】女子小中高校生の9割、マスク外すのに「抵抗がある」 「顔に自信がない」「友達にどう思われるか」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース
    また、乳幼児に至っては、親や保育者の表情を見ることなく過ごすことになった子もいるはずです。言語や感情表現、また相手の気持ちを読み取る力などが今までと同じように培われているのかどうか、心配になります。

マスクで表情が見えない…子どもの発達に影響? 「褒めても反応薄い。声かけてもポカン」保育現場から懸念の声(南日本新聞) - Yahoo!ニュース
    3月13日にマスクが改めて任意になりましたが、春の陽気の中でもまだ大半の人が着けています。4月になったら変わるのか、子どもたちも新年度を迎える今、コロナの感染対策が子どもたちに与えた影響を知り、健やかに育っていくために、より望ましい環境をつくるきっかけが欲しいと思っています。4月23日(日)岡山ですが、オンライン同時配信で、「マスク社会が危ない」の著書である京都大学大学院教育学教授の明和政子先生を迎えて、ポストコロナの子育てシンポジウムを開催することになりました。

    共著者である鳥集さん、中学校の現場で子どもたちの体験を重視されていた原口先生もお招きして開催します。詳細は下のリンクからご確認ください。
【ハイブリッド開催】\「心地良い」が脳を育てる / ポストコロナの子育てシンポジウム 〜子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響する?〜 | Peatix
今回の過ちを、より良い子育て環境をつくるきっけにしていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございます。
(以下、略😅💦)
【必見】ポストコロナの子育てシンポジウム   2023/03/24 金曜日 19:22
どうも一般社団法人、市民審議会の片岡です。(旧:岡山・倉敷新型コロナウイルス感染対策市民審議会)
 さてさて、今回は1点お知らせです。
1. \ 「心地良い」が脳を育てる / ポストコロナの子育てシンポジウム
〜子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響する?〜

 先日、紹介させてもらった「マスク社会が危ない!」の著者、京都大学大学院の教育学部教授、明和政子(みょうわまさこ)先生をお招きして岡山でシンポジウムを開催します。会場は岡山市ですが、同時にオンライン生配信も行います。

【 開催概要 】
●日時:4 月 23 日(日)13:00-16:30
(12 時 20 分開場、13 時 00 分開演、16 時 30 分終了)
●場所:国際交流センター 国際会議場 オンライン生配信もあります。
●お申し込みはこちらから
【ハイブリッド開催】\「心地良い」が脳を育てる / ポストコロナの子育てシンポジウム 〜子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響する?〜 | Peatix
先日、交流会にもご参加いただいた鳥集さんもパネルディスカッションの座長として御登壇。さらに、今回は教育にも焦点をあてたポストコロナの子育てシンポジウムなので、原口先生にも講演をお願いしています。
詳細はイベントページからご確認ください。
●お申し込みはこちらから
【ハイブリッド開催】\「心地良い」が脳を育てる / ポストコロナの子育てシンポジウム 〜子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響する?〜 | Peatix(上と同じリンクです)

今回は、以上になります。お読みいただきありがとうございます。
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【 編集後記 】
    つい昨日の話なんですが、春休み前に子どもたちが小学校で文科省からのお知らせを受け取ってきました。その内容は、「子どもの自殺が増えているので 気をつけてください」というもの。・子どもたちへ相談所の紹介、・保護者への注意喚起、これだけです。他にもっと書くことあるやろー!と思いながら、いろいろ考えました。FBでシェアしているので、もし、興味あれば見てみてください。
片岡 徹也 - 【君は君のままでいい、、、】... | Facebook
【君は君のままでいい、、、】
    小学校で配られた文科省からのお手紙。子どもたちの自殺が過去最高(小中学、高校生で512名)になってることを憂慮してるとのこと。保護者への注意喚起と、児童生徒へ相談窓口を紹介する内容が書かれてる。その紹介の中で、「君は君のままでいい」とあるんだけど、極めて空々しく感じるんだよなぁ。
 今、社会が子どもたちに求めてるのは、異論を挟まず大人の言うことに従う姿勢であり、大人から言われたことを素直に聞いて行動する“良い子”だろう。効果がわからなくても決まりだからとマスクを押しつけて、給食のときも喋ってはいけないと、憩いの時間を奪う。
(実際は学校単位で、融通を利かせることができるのに、世間体を氣にしてほとんど右に倣えやし)
 「君は君のままで良い」のは、大人の言うことを聞いてる範囲で、君は君のままで良いってことしゃないのか?条件付きの「君のままで良い」なんだろう。もしくはギリギリになってからか。それならいっそ、耳障りの良い言葉を使わずに、大人の言うことを聞かないとダメだ、と。個性とか多様性とか言う前に、先生の言うことを聞くのが一番大切なんだとストレートに伝えた方が、良いんじゃないかとさえ思う。
 弱いものは生きるために敏感になる。社会の欺瞞が、大人の嘘、上っ面の言葉が、彼らを傷つけてる。このままで良いわけがない!変えていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございます。

【連絡・お問い合わせはこちらから】Eメール:c.shingikai@gmail.com 
【発行者情報】一般社団法人 市民審議会 Email:c.shingikai@gmail.com

任意だったマスクが任意になった結果、、、、2023/03/16 木曜日 09:12
 どうも一般社団法人、市民審議会の片岡です。(旧:岡山・倉敷新型コロナウイルス感染対策市民審議会) 今週(3/13)から、任意だったマスクが任意になりました、、、ちょいちょい外してる人も見かける中、市役所に行った時、1階、2階と歩いているときにマスクをしてない職員を探してみると、1人見つけました! 200人ぐらい職員の方いたと思うんですが、たった1人でした。、、、、ここから増えていくことを期待したいです。

 今回はこちらをお伝えします。
1. マスク社会が危ない
 任意だったマスクが任意になった結果、少ーしだけ素顔の人が増えたように思います。でも、毎朝登校している子どもたちの様子は変わらず。ほとんどの子がマスクをつけたままになっています。うちの子の小学校、市の教育委員会からも通達があったようで、4月の新学期からマスク任意になるそうです。(3月13日に任意だったマスクが任意になった結果、学校では新学期からさらに任意になるんですって)うーん、、、、それでも、外す子はまだまだ少ないかもしれません。
 そんな状況で、1つ読んで欲しい本があります。それがこちら。
Amazon.co.jp : マスク社会が危ない です。

 こちら、先日のオンライン交流会にも出演いただいた鳥集さんとの共著になっていて、交流会でも少し紹介しましたが、おすすめです。マスクと感染予防効果については、議論も散々とされていて、書籍にもなっているものが多いと思います。
 が、こちらの書籍では、コロナの感染やその予防効果とは全く別のところで、毎日マスクの弊害をお伝えされています。
 例えば、子どもたちの脳の発達において皮膚接触や他人の表情を見ることが、脳神経系を発達させる重要な要素であることなど書かれています。
 さらに、「ドラえもんがのび太に共感する理由」という話もあって、目から鱗でした。
 やはり体は全体ひとまとまりで体であってそれをパーツに分けて一つずつの機能を見て行くだけでは、本質から、ずれちゃうんじゃないでしょうか。西洋的な合理主義の価値観は、
もはや崩れていくと思います。(正直、今の科学は権力者の都合の良いように解釈させてる詭弁も多いように思いますが、、、)
 この著書の明和(みょうわ)先生の講演会が3月18日(土)山口県で開催されます。
下のリンクからご確認ください。
【マスク社会が危ない】〜子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?〜 in山口 - パスマーケット

 

鳥集さんもご出演されますよ^^ 明和先生の講演会、岡山でも開催を予定しています。
オンライン配信もする予定です。また決まり次第告知をしていきますね。
【 編集後記 】
 非常に私事な話になりますが、この度、第3子が無事に誕生しました。↓

片岡 徹也 - 昨晩、無事に3番目の子どもが誕生しましたー!3,770gと大きな赤ちゃんで、奥さんががんばってくれまし... | Facebook

お陰様で母子ともに無事で、落ち着いております。今回、助産院でのお産でして、本当に自然な形でのお産をすることができました。ここら辺も思うところが多々あるのですが、またどこかでシェアしていきたいと思います。とにかく、産褥期間中は家事を頑張ります!最後までお読みいただきありがとうございます。
【連絡・お問い合わせはこちらから】Eメール:c.shingikai@gmail.com 
【発行者情報】一般社団法人 市民審議会 Email:c.shingikai@gmail.com
ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 211箇所の図書館に寄贈しました
ワクチンの境界 ― 権力と倫理の力学 | 國部克彦 |本 | 通販 | Amazon
アメージング出版さんが運営されているオウンドメディアで、書籍の内容が無料で読めます。
<特集>ワクチンの境界 - シーツリーメディア
アメージング出版
ワクチンの境界 寄贈図書館一覧
発送は、2月20日に終わっているので、北海道や沖縄の図書館も届いていると思います。
蔵書として登録されて、貸出されるようになるかどうかの判断は、各図書館にあります。
市民から、蔵書リクエストを送れば、図書館側も貸出に出しやすくなるかもしれませんね。
調べてみて、蔵書登録されていなければ、リクエストを送るのも良いと思います。

ニコニコ動画で講演会を公開しています 講演会の動画も、5,800回再生を超えました。
お友達にもお知らせください。

(以下、略😅💦)
★2023/02/10
新卒看護師を守りましょう
どうも市民審議会の片岡です。すでにご署名された方もいらしゃると思いますが、voiceで署名が始まっています。

【1万人署名】STOP!ワクチンハラスメント 『医療・福祉系学生』に対するワクハラの改善を求めます。
 主催団体は、全国有志看護師の会です。僕自身、医療現場で看護師として働いていたので、新卒の看護師さんがワクチン接種において職場から圧力を受けるだろうことが容易に想像できます。また、新入学の看護学生たちもそう、看護学生に限らず介護や検査など病院に実習に行く業種の学生はその圧力にさらされる可能性が高いです。政府は、コロナを5類に下げるのを5月8日からと設定していますが、3月末や4月の頭を避けたのは、職場環境が変わる中での、ワクチン接種需要を見込んでいるのでは?と、勘繰ってしまいます。(勘ぐりすぎですかね?)
 今ようやくのこと、週刊新潮はじめ週刊誌でワクチン被害の実態が報道され始めています。最も影響力を持っている全国地上波テレビでは全く話されることがありませんが、周知も高まりつつあります。そんな中で、今まで接種を避けていた若者が圧力を受けて接種をしてしまうことがないように、署名にご協力ください。
●STOP!ワクチンハラスメント『医療・福祉系学生』に対するワクハラの改善を求めます

【1万人署名】STOP!ワクチンハラスメント 『医療・福祉系学生』に対するワクハラの改善を求めます。
★2023/01/30
【一般公開】令和5年1月28日ワクチンの境界オンライン講演会
 どうも市民審議会の片岡です。先日、開催した「ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 」オンライン講演会の一般公開用動画をアップしました。残念ながらYouTubeでは、削除されてしまい、再審査請求をかけているところです。ニコニコ動画にはアップすることができて、公式サイトに掲載しました。

こちらのリンクからご確認いただけます。
【一般公開】令和5年1月28日ワクチンの境界オンライン講演会
2月のオンライン交流会 【オンライン意見交換会&交流会】
日 時: 2022年2月1日(水) 21時~22時
    (22時30分頃までルーム空けてます)
募集対象:全国の署名賛同者&市民審議会のフォロワー
募集人数:定員50名(※顔出しできる人)
方 法: ZOOM
2月は特別ゲストに、元公立中学校校長として子どもたちの学びの質を保つために尽力されていた原口真一先生をお迎えして開催します。
原口先生プロフィール

 栃木県の公立学校教員として35年間勤務。学級経営や部活動指導を通して「全人教育」に
心血を注ぐ。校長として最終年度の感染症対策と子どもの成長に必要な経験を両立させるべく奮闘し、全国唯一の“顔の見える卒業式”を実現。現在は、子どもたちの健全な成長を願っての講演活動や行政への要望書の提出など、多方面への働きかけに注力中。
・原口真一先生 Facebook
参加申し込みフォームは下の青のボタンからから
オンライン交流会申し込み
★2023/01/28
本日開催「 ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 -」 オンライン講演会
 どうも市民審議会の片岡です。國部先生のオンライン講演会、本日開催となります。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、令和3年2月中旬から新型コロナワクチンの接種が開始されました。すでに対象となる国民の8割近くが接種したとされる新型コロナワクチンですが、その副反応疑い報告は、過去類をみないほど多く、その内容も重大です。
 またマスメディアの報道による影響で、基本的人権として尊重されるべき個人の意思が蔑ろにされ、接種を望まないものが社会的に弱い立場に立たされている状況があります。戦時中と同じような全体主義の傾向が強まっている気配が窺われています。
 今回、ワクチンによってどうして分断が生じてしまっているのか、それを克服するにはどうすればよいのか、倫理の観点からできるかぎり分かりやすくご講演いただきます。

【開催情報】
日時:1月28日(土)13時30分~15時00分(13時00分ルームをオープン)
場所:ZOOMを用いたオンライン講演会
ZOOMの使用方法や機械的なご質問への対応はできません。ご了承ください。
定員:100名
参加費:1,000円、寄付つきチケット(3,000円、5,000円、10,000円)も用意しています。
講演会は後日、youtubeなどで無料でアーカイブ視聴できるようにする予定です。
お申し込みは下のリンクから。
1月28日(土)ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 出版記念講演会
https://v-ethics-0128.peatix.com/view
 今回の講演会の売上から書籍「ワクチンの境界」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトを行っています。
図書館寄贈プロジェクトを行います。
 今回のオンライン講演会では、寄付の受付を行なっています。寄付つきチケットをご購入いただくことで、本講演会への寄付とさせていただきます。寄付を含めた本講演会の売上から経費を差し引いた金額で、全国の図書館へ、書籍「ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学」を寄贈させていただきます。発送作業が終了後、報告させていただきます。
こちらから図書館へ寄贈させていただきますが、寄贈後の陳列や貸し出しに関しては、寄贈された図書館に一任されます。寄贈したけども、陳列や貸し出しがされないケースが出てくるかもしれません。その旨、ご了承いただける場合のみ、寄付にご協力ください。現在の状況で、200冊〜300冊程度は寄贈できるのではないかと思います。寄付にご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございます。
 ご参加いただける方は、本日午後、オンラインでお会いしましょう。よろしくお願いします。
★2023/01/27
バイオセキュリティを乗り越えるには?

 どうも市民審議会の片岡です。昨日の投稿で、声高な ”無知の” 威圧者が生まれる背景について話しました。マスク圧やワクチン圧の根源 その背景に、「バイオセキュリティ」と呼ばれるような、「健康でなければならない社会的要請」が生まれているわけです。これは、健康診断がわかりやすい例で、体の不調がなくても血圧を測ったり、血液検査をしたり、レントゲンをとったりするわけです。本来は、検査を受けるも受けないのも自由なのですが、会社や組織に所属していれば、義務になる場合もあります。もし、義務でないにしても受けなければ、同僚や上司から、「なんで受けないの?」、「勿体無い、、、」などと言われることもあるでしょう。そして、血圧が高ければ、医師の診断のもとで、塩分を控えるように指導をされて、降圧剤を飲まされることになったり、肝機能の数値が高ければ、お酒を控えましょう、とアドバイスがあります。それが、あまりにも一般的になりすぎた結果、バイオセキュリティが生まれて、その壁がどんどん高くなっていくわけです。血圧、血糖値、肝機能、コレステロール、などなど、その指標は様々で医療的処置も様々ですが、バイオセキュリティは、「健康であれ」という要請です。この「健康であれ」という要請の裏には、2つの問題点が隠れています。その1つが、人は必ず死ぬという事実。もう1つは、「健康」の基準が恣意的に決められているという事実です。
 先に、健康の基準の話からしていきますが、高血圧と診断される場合、医学会が決めた基準、行政が決めた基準などがあります。この基準は、子どもと成人とで別れていますが、あとは一律同じです。身長180cmで体重78kgの男性も、身長152cmで、体重45kgの女性も同じ基準なんですよね。その基準が個人一人ひとりの健康に必ずしも資するとは限らない。そんな可能性もあります。血圧もそうですが、コレステロールの数値などもそうですね。全員一緒くたにされて、その基準の外にいれば、「健康ではない」、「異常」の烙印を押されてしまう。これが、日常的になりすぎてしまって、そのおかしさに氣がつかない、もしくは氣がついていても目を瞑っている人が多すぎる。それが、バイオセキュリティが高まる要因です。
 また、「健康であれ」という社会的要請に隠されたもう1つの問題点、「人は必ず死ぬ」について。これが、バイオセキュリティと人間の暮らしにおいて、考えなければならない何よりも大きな事実です。人は死ぬ過程で、体が弱っていくわけで、何かしらの症状が出てくる場合もあります。なので、健康の基準から必ずどこかで外れてしまいます。それに対して、いつまで介入するのか?どこまで介入するのか?、を医療者だけではなく広く世間一般で議論が必要になってきます。それが、行われていないからこそ、医療現場で、スパゲッティ状態になってしまうわけです。スパゲッティ状態・・・体が管に繋がれまくっている状態
 その上で、絶対的に重要なのが、本人の意思の尊重でしょう。最近は、お年寄りが死ぬ間際に関しては、救命処置をせず人工呼吸器をつけないという選択も増えてきています。健康診断を受けるか受けないか、延命処置をするかしないか、これらは程度の差こそあれ、同じ線上にある意思決定になります。もちろん、健康診断で病気が見つかり治療が上手くいくケースもあるでしょう。その可能性も踏まえた上で、どこまで自分や家族、同朋の命に対して介入を許すのか、を一人ひとりが考えていかないといけません。そして、「健康であれ」という社会的要請にただただ従い、奴隷となるか、自分の意思を尊重して自由に生きるかの決定的な分かれ目は、「自分の命よりも大切なこと」を持っているかどうか、になると思います。
 人の命が、何ものにも代えられない大切なモノなのは自明ですが、それ以上に大切なものを持ち得ているか?その判断、価値基準は、人それぞれで、誰かに強制されるべきではないでしょう。僕らは、体験や学びを通じて自分自身の中で、その価値基準、価値観を醸成していく必要があると思います。
 1月28日(日)國部先生のオンライン講演会があります。考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです。お申し込みも増えているので、お早めにどうぞ。
1月28日(土)ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 出版記念講演会 | Peatix
★2023/01/26
マスク圧やワクチン圧の根源
 どうも、市民審議会の片岡です。僕も普段ノーマスクですが、この3年間で3、4回ほど、見知らぬ人から「マスクをしてください」と言われたことがあります。空港、市役所の中が2回で、あと2回は、車で簡単に行ける距離のコンビニの店員さんです。このコンビニがマスク圧が強く、張り紙バリバリ、店員さんもノーマスクの人を見つけるとダッシュできて、「マスクをしてください」と言いに来ました。しかも、かなり威圧的な感じ。1回目は店員さんの個人的な態度かと思っていたんですが、2回目の別の人も同じ対応だったので、オーナーの意向が強いんでしょうね。
 また、ワクチンのことになると、SNS上のゆるいつながりの友人や、親戚などのゆるいつながりの中にも声高に接種を勧める人がいたりしませんか?接種を勧めるだけではなく、接種しない人をダメな人だと認定するあまつさえ感染が収まらないのは、接種をしない人たちのせいだと強烈に批判する。そんな人たちもいます。で、実際のところ、声高に威圧している人は、医師免許もなく医療従事経験もなく、医学的な見識の浅い人だったりするわけです。具体的な話はしないし、質問しても正面から答えられない。それなのに、声高に威圧してくる。「マスクをしろ、ワクチンを打て」と言ってくるわけです。金融や経済、政治の世界でもこういった人はいますが、保健になると、人の行動や自由を極端に制限することにもつながるので大問題です。
こう言ったことが起こる原因は何か?
 その根っこには、倫理観を蔑ろにし続けた医療の暴走があります。健康とは本来、個人が自らの人生をより良く生きるためのリソースなんですが、医療に倫理観が伴わなかった結果として、健康が法的義務に置き換えられてしまった状況があります。健康でなければならない社会的な要請、これを「バイオセキュリティ」と呼んだりします。先に出した、マスクしろ、ワクチン打てと他人に言ってくる声高な威圧者が生まれるのは、このバイオセキュリティが高まっているからだと考えられます。健康でなければならない社会的な要請、健康が法的義務となる社会。社会的な要請、法的義務というのは、多くは政府方針によって決まってきますから、権力に根付いたものです。だから、孫がおじいちゃんに塩分をとりすぎちゃダメよ!と強く言える環境が出来上がります。糖尿病だけどお饅頭を止められず隠れて食べる人に ”ダメ人間” とレッテルを貼ってしまう環境です。糖尿病とお饅頭に関しては、それなりの因果関係があると考えられますが、今回のコロナに関しては、その因果関係も怪しく、ワクチン接種後の副反応や接種後死亡者数に関しては、かなりの相関関係が明らかになっています。その権力主体が示す方針を検証せず、検証した結果おかしな点が見えても異議を唱えず、ただただ無自覚に流されて従ってしまう。
「それは、悪である。」と、信念の倫理を説いたイギリスの哲学者クリフォードは言います。不用意に何かを信じて行動することは、他者にも影響を与え、社会に誤った行動が拡がるきっかけになります。
1月28日(日)國部先生のオンライン講演会があります。ぜひ、コロナを清算するきっかけにしてください。お申し込みも増えているので、お早めにどうぞ。
1月28日(土)ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 出版記念講演会 | Peatix
★2023/01/25
予防接種の副反応で亡くなる人は少数であれば仕方ないのか?
 どうも、市民審議会の片岡です。昨日、紹介した「國部先生のnote 100分の1の倫理」
その中に江戸時代の種痘医の話が掲載されています。種痘医というのは、天然痘の治療を行なっていた医師で、種痘に関しても専門になっていたはずです。その中で、江戸幕府管轄の医学館痘科教授の池田家当主であった池田瑞仙は、このように言っています。「若し誤ちて百中一二人殺すとも,其の罪全く種師(種痘した医師)に帰すべし」。(もし誤って100人中1人、2人でも死んでしまったとしたら、その罪は種痘を行った医師が負うべきだ)
 池田瑞仙は、種痘(天然痘ワクチン)に反対し、予防よりも治療に専念すべしというスタンスをとっていました。天然痘に罹って死ぬのは、人の天命としても、その病気の予防で人が死ぬことは許されないという倫理観に基づいた発言だそうです。
 種痘は日本では、1848年にもたらされ、天然痘は1956年に国内の発生はみられておらず、種痘も1980年(昭和55年)に法律でも廃止されました。それ以前の昭和生まれの人のほとんどが種痘を経験されていると思います。うちの両親も種痘の跡が腕に残ってました。

天然痘(痘そう)とは - 国立感染症研究所
 しかし、この種痘に関しても、10万人から50万人接種あたり1人の割合で脳炎が発生し、その致死率は40%もあったそうです。さらに、種痘の副作用として全身性種痘疹として重度の湿疹が出ることも。(国立感染症研究所より) 江戸時代には、種痘が原因で子どもが死ぬこともあり、一揆につながったという話もあります。が、明治以降、急速に西洋化する社会で、合理主義的な考え方が世論を占めていき、推進派の意見が支配的になっていったそうです。
”みんな” を守るために、少人数の犠牲は仕方ない。
 人が死にそうになれば、人工呼吸や心臓マッサージをしてAEDをつけて電気ショックを流す。救助のために高度な治療が必要になれば、ICUで人工呼吸器や人工心肺も使用する。人一人の命にそこまで向き合う医療者の間でも、ワクチンの話になれば副反応が一定割合出ても仕方がない、それで人が死ぬことがあっても仕方ない、という言説が多く出てきます。
”みんな” を守るために、少人数の犠牲は仕方ない。
 医療者は予防医学と医療の実践において、人一人の命をどのように捉えるのか、改めて考えてほしいところです。
「若し誤ちて百中一二人殺すとも,其の罪全く種師(種痘した医師)に帰すべし」。
 江戸時代の医師の言葉には重みがあります。
参考 ・種痘という〈衛生〉: 近世日本における予防接種の歴史

 週末に、國部先生のオンライン講演会があります。ぜひ、コロナを清算するきっかけにしてください。お申し込みも増えているので、お早めにどうぞ。

1月28日(土)ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 出版記念講演会 | Peatix
(以下、略😅💦)
★2023/01/24
ワクチンにまつわる100分の1の倫理とは?
 どうも市民審議会の片岡です。ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - を出版された國部克彦先生のオンライン講演会も週末に迫ってきました。

 お申し込みも増えていますので、お早めにどうぞ。
1月28日(土)ワクチンの境界 - 権力と倫理の力学 - 出版記念講演会 | Peatix
 amazonレビューも27件、星4.8という高評価になっています(1/24現在)。

 レビュー内容も非常に充実しているので、またご覧ください。
ワクチンの境界 ― 権力と倫理の力学 | 國部克彦 |本 | 通販 | Amazon
 この書籍の中で特筆すべき内容は多々あるのですが、その1つに、「100分の1の倫理」があります。これについては、國部先生がnoteでも公開記事にされているので、ぜひ読んでみてください。江戸時代の牛痘(天然痘ワクチン)をめぐって、ワクチン推進派と慎重派とで同じような議論が起こっていたんです。
100分の1の倫理(1)江戸時代から学ぶ|國部克彦|note
 予防接種について推進派の声ばかりがメディアに取り上げられますが、こういった議論はいつの時代もあることを知り、公平な感覚を保っていきたいと思います。
(以下、略😅💦)