花と音楽と沖縄と…

ただ単に、その日見たものを記録してるだけの日記です(^^♪

『不調が常態化すると不調と感じない〜リアルサイエンスシリーズ』

★NEW!2022-04-26 14:46:51


まず不調そのものが常態化している人は、不調を不調と自覚できないことです。

これを心理学では「慣性の法則」といいます。
現代では、マスク強制着用解除になっても、まだマスクをしたままの人が大半です。
(強制でもないけど…🥰)

これもマスク常時着用に心理的な“慣れ”が生じたからです。
不調が常態化した人も、それに心理的な慣れが生じて、不調を主観的に自覚できなくなります。

これは私自身の逸話でも同じ体験があります。
私もベジタリアンやオメガ3過量摂取していた時期があり、その当時は不調を感じることができませんでした。
ただ、私の場合は、同じ職場でなぜ自分だけが疲れやすくて、ストレス耐性が低いのかという原因を突き止める勉強をしていく中で、野菜やオメガ3が糖のエネルギー代謝を落とすものであることを自覚し、それを止めることで劇的に心身が蘇って救われました。
心身が健全に回ることで、初めて自分の不調を気付くことができます。
本当の精神病やサイコパスの人は、「自分の精神は決して病んでいない」と主張するのと同じです。
ひょっとしたら自分がおかしいのかも・・・・と考える人は精神病やサイコパスではありません(^_−)−☆。
あるいは元来心身が健全である人であれば、不調に気付くことができます。
ちなみに、食事を変更して“一時的”に心身の不調が改善することがありますが、これにも理由があることは拙著『メタボリックスイッチ』等で詳述しています。
糖のエネルギー代謝が低下すると、冷静に俯瞰したり、学習したりすることができません。
これは、大脳の思考には多大なエネルギーが必要とされるからです。
ビーガンや糖質制限の方たちは、残念ながらそのようなエネルギーが残されていないことと、ストレスホルモンが高い状態にあるために、感情的な反応(すぐにキレる、すぐに行動に出る、抱える葛藤が大きい)が主体となってしまうのです。
残念ながら、SNSの世界だけでなく、一般の大衆レベルでも、ほとんどがこのタイプの人で埋め尽くされています。
自分だけが好きでやる分には何をやっても構いませんが、他人や子供を巻き込んではいけません。
自分と反対のエビデンスや意見があるのなら、少しでも良いので自分のやっていることに固執せずに冷静に俯瞰してみることです。
私たちシステム内で管理されている現代人は、「超」がいくつもつくくらいの近視です。

自分の見ている世界、自分の信じている世界などは極々小さな限られたものです。

少しずつで良いですから、糖のエネルギー代謝を回していくという生命の基本を学んで実践していく中で視野をもっと拡げていきましょう(^_−)−☆。