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那覇市で5歳~11歳の集団接種が始まる/子への接種反対、市民がビラ配布 牧志の会場前

★2022年3月13日 09:48
沖縄のコロナ、那覇市で5歳~11歳の集団接種が始まる 初日は予約枠の7割


 那覇市は12日、新型コロナウイルスワクチンの5~11歳の小児への集団接種を始めた。小児への集団接種は沖縄本島内で初めて。今後、県内各地で小児接種が本格化していく。那覇市は2会場で計480人分の予約枠のうち、初日は約7割に当たる340人分が埋まった。会場の一つの牧志駅前ほしぞら公民館では保護者に付き添われた子どもたちが次々と訪れ、接種を受けた。(社会部・大城志織)

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける子ども=12日、那覇市牧志駅前ほしぞら公民館


 使用したのはファイザー製の小児用ワクチンで、3週間の間隔をあけて2回、接種する。兄弟で接種した小学5年生の桂大智(たいち)さん(11)は「少し緊張した。打たれた時はちょっと痛かったけど、今はもう大丈夫」と笑顔。弟の奏陽(かなた)さん(6)は「コロナ、早くなくなってほしい」と願った。


 「思ったよりは痛くなかったよ」と話した上間小3年の松本煌平(こうへい)さん(8)の母親の千晶さん(41)は「学校でも感染者が増えているので、なるべくかからないように、少しでも感染リスクを減らせるようにとの思いで打つことを決めた」と話した。11歳の息子が接種した母親は「接種のリスクが心配だけれど、コロナにかかると子どもでも重症化することもある。悩みながらも打たせた」と明かした。


 那覇市内の対象者は約2万2700人で、2月末に接種券を発送した。12日の予約率はほしぞら公民館が95%、人材育成支援センターまーいまーいNahaが46・7%だった。13日はそれぞれ36・3%、20・4%と予約に空きがある。


 那覇市の集団接種は土日のみで午前10時~午後1時、午後2~5時。7月上旬まで予定している。医療機関での個別接種も進めている。


 県内では他に15市町村が3月中に接種を開始する。


子への接種反対、市民がビラ配布 牧志の会場前

 那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館前では12日午前11時ごろ、ワクチン接種に反対する市民6人が集まり、ビラを配ったり、プラカードを掲げたりして接種反対を訴えた。「ワクチンは科学的に分かっていないことが多い。子どもへの接種はやめてほしい」と主張した。


 プラカードを持って反対した那覇市の50代男性は「このワクチンは治験段階で子どもへの接種は危険だ」などと話した。
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