花と音楽と沖縄と…

ただ単に、その日見たものを記録してるだけの日記です(^^♪

(動画) 11/12(土)「沖縄のミサイル戦場化を許さない島々シンポジウム」 他いろいろ😅💦

★沖縄のミサイル戦場化を許さない島々シンポジウム(2:52:06)

沖縄のミサイル戦場化を許さない島々シンポジウム
299 回視聴 2022/11/13  ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会 - YouTube
★2022年11月9日 06:50
【動画あり】日米演習開始 沖縄・中城湾港から公道へ 自衛隊73車両、陸揚げ - 琉球新報

中城湾港に並んだ自衛隊の車両=8日午前10時40分(小川昌宏撮影)
 沖縄を含む全国各地で実施される日米共同統合演習「キーン・ソード23」に向けて、防衛省統合幕僚監部は8日、チャーターした民間船舶(PFI船)で、中城湾港に車両などの装備品と隊員らを運び込んだ。中城湾港では訓練に反対する市民らが抗議の声を上げた。県内に運ばれた車両は、国道58号など一般道を使い、陸自那覇駐屯地などへ移動する様子が確認された。
 防衛省は10~19日の日程で実施される演習の「事前輸送」と位置付けているが、PFI船舶による輸送は演習の一部に組み込まれており、事実上、民間港湾を使った訓練が県内で始まった形となる。
 防衛省がチャーターした船「はくおう」は、鹿児島港で隊員や車両などを登載したとみられ、名瀬港(奄美大島)を経て8日午前9時過ぎに中城湾港の西埠頭(ふとう)に接岸した。その後、県内での訓練に使用する車両が次々と陸揚げされた。関係者によると、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)に関連した車両も運搬された。今回の事前輸送を皮切りに、県内ではさまざまな訓練が実施される。
 防衛省の計画によると、今回事前輸送された部隊は陸自西部方面隊、空自航空総隊で県内には車両73台、隊員191人が運び込まれた。そのうち、陸自西部方面隊は那覇駐屯地などで、米軍と共同で日米共同連絡調整所の設置や補給訓練などを実施する。
 八重瀬分屯地、南与座分屯地では東北方面隊などによって、地対艦ミサイルシステム(SSM)の展開など実戦を想定した訓練を実施する。
★【日米共同統合演習】自衛隊車両73台、陸揚げ(1:45)

【日米共同統合演習】自衛隊車両73台、陸揚げ
2,860 回視聴 2022/11/09
沖縄など全国各地で実施される日米共同統合演習「キーン・ソード23」に向けて、防衛省統合幕僚監部がチャーターした船「はくおう」が8日午前9時10分ごろ、部隊や車両などを運び込むため、沖縄県の中城湾港西埠頭に接岸した。防衛省などによると、10~19日の日程で実施される演習に使うため、県内には車両73台と、陸自西部方面隊や空自航空総隊の隊員ら191人が運搬された。関係者によると、車両や隊員らは陸自那覇駐屯地などに移動する。
琉球新報 - YouTube
(池田哲平、明真南斗)
★2022年11月11日 05:00
<社説>空港・港湾軍事使用 軍事要塞化に反対する - 琉球新報
 自衛隊が先島の公共インフラを利用できるよう、南西諸島の空港や港湾を「特定重要拠点空港・港湾(仮称)」に指定し、集中的な改修や機能強化に乗り出す方針が、9日の防衛力強化に関する政府の有識者会議で示された。
 有事のほか、訓練など平時から使用できるよう各空港・港湾の利用方針も改定を求めていくという。これを認めれば住民生活や産業活動に日常的に軍事の制約が及び、沖縄戦と同様の軍民混在した戦場に行き着いてしまう。公共空間も巻き込んだ南西諸島の要塞(ようさい)化に断固反対する。
 既に10日に始まった日米共同統合演習「キーン・ソード」で、自衛隊が中城湾港や与那国空港の使用を組み込んでいる。公共インフラ利用の前触れであり、政府が後付けで手続きを進める実態がある。国会の議論も経ず既成事実を積み上げるやり方は許されない。地ならしにつながる統合演習での空港・港湾使用は直ちに中止すべきだ。
 政府や自衛隊が特に念頭に置くのが宮古島市の下地島空港だ。空自の主力戦闘機F15が離着陸できる3千メートルの滑走路は、那覇空港のほかは下地島空港しかない。中国の海洋進出や尖閣問題を踏まえて使用がたびたび浮上してきた。
 しかし、下地島空港には民間機以外は使用しないと取り決めた「屋良覚書」がある。復帰前の1971年に、琉球政府の屋良朝苗主席と日本政府が交わし、復帰後も歴代県政が踏襲してきた。軍事利用は認められない。
 大型輸送艦が入港できる平良(ひらら)港や石垣港などでも、政府は管理者の県に働きかけを強める構えだという。ただでさえ米軍基地が広大に占有する沖縄では、産業や防災面から基地内施設を軍民共用にするという議論はあったが、民間の空港・港湾へと軍事利用を拡大させるなど論外だ。
 民間の活動が圧迫されるだけではない。有事の際には攻撃の対象となって空港や港湾がある民間地が巻き込まれる。空港や港が損壊すれば島は孤立し、軍民混在の戦場に住民は取り残される。
 軍備対抗のエスカレーションは有事のリスクを高めていく。逃げ場のない離島県に暮らす住民を守るには衝突を回避する外交しかない。
 9日の政府有識者会議で岸田文雄首相は、自衛隊や海上保安庁が利用する公共インフラの整備に必要な経費など安全保障関連予算を確保するため、省庁横断の枠組みの創設に言及した。防衛費増額を巡り財務省は幅広い税目で国民負担が欠かせないとした。
 戦前の日本は増加する軍事支出を重税でも賄えず、国債発行を膨らませた。増税と借金やむなしの巨額な防衛費に躊躇(ちゅうちょ)しない岸田政権は、元来た道を戻っていないか。
 ロシアによるウクライナ侵攻や中国の軍事力増強といった危機に乗じた性急な国防議論にブレーキをかけ、冷静に検討する必要がある。
★2022年11月11日 11:36
沖縄県、先島諸島などの公共インフラ整備・機能強化 浜田防衛相「ご理解いただけるよう説明を重ねる」 | 沖縄タイムス
 【東京】浜田靖一防衛相は11日午前の記者会見で、政府が沖縄県の先島諸島などの公共インフラを「特定重要拠点空港・港湾(仮称)」として整備・機能強化する方針を示していることに関して「あくまでも地域の理解を求める。われわれもしっかり説明し、ご理解いただけるよう説明を重ねることが大変重要だ」との考えを示した。
 浜田氏は、南西諸島のインフラについて「離島の住民生活や産業、有事や災害における人員や物資の輸送でも、大変重要な役割を担う」と強調。

 国防の観点で「多様な空港などからの運用や、日頃から訓練を重ねることが必要で、柔軟に利用できることも重要だ」と述べた。
 その上で「輸送手段が船舶や航空機に限られる先島諸島には、国民保護も含めて部隊運用上の有用性が高いものもある」とし、「関係省庁と積極的に議論したい」との認識を示した。
 政府は9日、防衛力強化に関する政府の有識者会議で、国家安全保障局(NSS)や防衛省、国土交通省などで構成する新たな会議体を創設する方針を示している。
 自衛隊や海上保安庁のニーズを踏まえ、省庁の垣根を越えて議論し、先島諸島など自衛隊や海保の利用が想定される公共インフラを、特定重要拠点として整備・運用する内容も盛り込まれている。
★2022年11月11日 沖縄タイムス ミサイル基地阻止へ 島々の代表らシンポ 宮城英和
有事で沖縄が攻撃目標に 全県的な住民運動構築急務 

日米演習「キーン・ソード23」が本格開始 19日まで 沖縄県が与那国空港の使用を許可 - 琉球新報
「第二の沖縄戦」を危惧 港の使用許可で県を批判 日米共同演習の中止を要求 ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会 - 琉球新報
「沖縄を戦場にするな」「知事も声あげてくれないと」 雨の中、130人が日米演習に抗議 沖縄・那覇 - 琉球新報
★2022年11月10日 05:00
<社説>キーン・ソード23 有事想定は認められない - 琉球新報
 自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード23」が10日から本格的に始まる。特に沖縄を含む南西諸島では島しょ作戦を織り込んだ大規模訓練が計画される。
 77年前の沖縄戦で4人に1人が犠牲になった。「軍隊は住民を守らない」というのが沖縄戦の教訓だ。沖縄での有事を想定した訓練は認められない。強く抗議する。
 防衛省によると、キーン・ソードは、ほぼ2年に1度、国内各地の自衛隊や在日米軍施設で実施する日米最大規模の実動演習である。今回は自衛隊約2万6千人、米軍約1万人を動員し、英軍の艦艇やオーストラリア軍、カナダ軍の艦艇、航空機も加わる。中国を意識し、南西諸島を中心に運用能力の向上を図る。
 演習全体としては、グレーゾーンから武力攻撃事態に発展するまでを想定し、弾道ミサイル発射への対処や宇宙、サイバー、電磁波領域での作戦も訓練する。米軍からは宇宙軍も参加する。
 今回の訓練は実戦に即した最新鋭の16式機動戦闘車(MCV)を与那国町の公道で使用する計画だ。台湾に近い与那国島で日米が軍事演習を活発化させれば、米中対立の火種となる台湾情勢を刺激することになるだろう。
 防衛省関係者は「有事になった時に通ったことがない道を通る『ぶっつけ本番』では戦いにならない。飛行場から駐屯地まで実際に自走することに意味がある」と語り、与那国での訓練の目的を説明している。与那国での戦闘を想定しているかのような訓練は認められない。
 県内にある自衛隊、米軍の各施設に加え、8日にはチャーターした民間船舶(PFI船)で、民間の中城湾港に車両などの装備品と隊員らを運び込んだ。県内に運ばれた車両は、国道58号など一般道を使い、陸自那覇駐屯地などへ移動する様子が確認された。
 1945年1月、大本営は沖縄を日本防衛のための「前縁」と位置付け「極力敵ノ出血消耗ヲ図」る方針を決定した。沖縄戦は「本土決戦」に備えるための時間稼ぎだった。沖縄戦の教訓から県民は「人間の安全保障」を要求してきた。だが、日本は米軍との軍事一体化を強化し、尖閣や台湾有事を想定して自衛隊を南西諸島に重点配備している。台湾有事を想定して南西諸島に米軍の軍事拠点を設ける日米の新たな共同作戦計画が策定中だという。
 自国が攻撃されなくても戦争に参加する集団的自衛権を、安全保障関連法に基づき行使し自衛隊が後方支援などを行えば、必然的に自衛隊基地も攻撃対象となる。
 敵基地攻撃能力の保有を検討し防衛費大幅増額など、戦争に向けての地ならしが進んでいる。キーン・ソードは日米軍事一体化の訓練といえる。過去の大本営方針のように、沖縄が最前線(前縁)となり再び戦争に巻き込まれることは断じて認められない。
★2022年11月10日 琉球新報 論壇

11/12(土)「沖縄のミサイル戦場化を許さない島々シンポジウム」に集まろう!――与那国島・石垣島・宮古島・沖縄島の皆さんが総結集!*主催 「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」*沖縄市民会館(沖縄市)で開催

島々シンポジウム
ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 - 「島々を再び戦場にさせない」――皆さまのご賛同を広く呼びかけます。
トップページ - 静岡・沖縄を語る会
大石淑子@8ZppugyUM1Q1hzj
小西誠(軍事ジャーナリスト)@shakai_konishi
第2期島々シンポジウム―石垣島のオバーたちの声を住民たちの声を聞こう!
●日時 11/26(土)14:00~
●場所 zoomウェブセミナー
●パネラー
山里節子さんと「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」
●普天間明日香さん・通崎彩子さんら「普通に暮らしたいズ」の皆さん

*緊迫する石垣島ー私たちは2022年度内のミサイル基地化開設を阻む!

★2022年9月17日 05:00
<社説>先島に避難シェルター 全く話にならない計画だ - 琉球新報

 全く話にならない計画だ。政府が、台湾海峡や南西諸島での有事を想定し、先島諸島などで住民用の避難シェルターの整備を検討していることが分かった。
 だが、77年前の沖縄戦の教訓から、戦争が始まってしまえば住民を守ることは不可能だ。瞬時に飛来する弾道ミサイルに対しシェルターに避難する時間があるのだろうか。ミサイルは先島だけに飛んでくるとは限らない。米軍基地が集中する本島中部も標的になるだろう。
 そもそもミサイルが飛んでくるようでは手遅れだ。抑止論を持ち出して、軍拡競争に明け暮れるより、紛争を避ける外交力を磨くべきだ。
 島に配備された自衛隊がミサイルの攻撃に耐え、かつ住民の安全を確保することは可能だろうか。自衛隊制服組幹部は「自衛隊に住民を避難させる余力はないだろう。自治体にやってもらうしかない」と発言している。
 しかし、沖縄戦は行政が住民を守ることは不可能だと証明している。沖縄戦の直前に、県外疎開が実施された。制海権と制空権を失った中で県関係者を乗せた船舶26隻が米軍に撃沈され、4579人が犠牲になった。本島北部への疎開も、食料や住居などの準備が整わず犠牲を増やしただけだった。
 国民保護法に基づく試算によると、石垣市は市民避難に「9.67日」必要で、航空機延べ435機が必要とされる。宮古島市も観光客を含む避難に必要な航空機の総数を延べ381機と試算している。これほどの航空機を一度に確保できるだろうか。現実離れした想定である。
 離島周辺で戦闘が始まった場合、避難用の航空機や船舶の安全確保は難しいだろう。元自衛隊幹部は、有事の際に敵国による南西諸島に対する海上封鎖を予想する。海上を封鎖されると船舶による避難は困難だ。
 ところで、住民を守るシェルターはどれだけ必要なのか。沖縄戦は地上戦に巻き込まれた住民の4人に1人が犠牲になった。当時、住民が避難した「シェルター」(ガマ=自然洞窟)から、住民が日本兵によって追い出されたことも想起したい。シェルターを整備したら安全なのか。そうではないだろう。
 ロシアのプーチン大統領のウクライナ侵攻によって、欧米との間で相互不信が広がり「新冷戦」と言われる事態に直面している。日本ではウクライナ侵攻を機に、台湾有事に備え対中強硬論を振りかざす言説が台頭している。
 このまま軍拡に突き進めば、南西諸島で偶発的な衝突が起きかねない。その結果、犠牲になるのは住民である。有事を回避する最大の国民保護策とは、シェルターではなく、沖縄戦の教訓である「命どぅ宝」の思想、つまり人間の安全保障の実践であり、国際協調であることを繰り返し強調したい。
2022年9月17日 琉球新報 論壇

★2022年9月7日
戦争前夜-危機突破シンポジウム「台湾  – ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会
「台湾有事・日米共同作戦の正体 ~メディアはどう闘うか」のお知らせ

 南西諸島の軍備強化が急加速しています。長射程ミサイルの量産化、日米の「離島防衛」、「離島奪還」実戦訓練が激化し、浜田靖一防衛相は自衛隊による「住民避難」に言及し、沖縄戦が現実味を帯びて迫りつつあることを危惧します。「日米共同作戦」について防衛省は沖縄県の質問に応じず、岸防衛相(当時)は国会や記者会見で情報開示を拒んでいます。県民の頭越しに「日米共同作戦」の実戦訓練が積み重ねられています。
 こうした中、「日米共同作戦」をスクープした石井暁・共同通信専任編集委員を招くシンポジウムを9月25日(日)午後1時半(開場1時)から宜野湾市民会館で開催します。新垣毅・琉球新報報道本部長、阿部岳・沖縄タイムス編集委員、ノーモア沖縄戦の会発起人の三上智恵、山城博治同会共同代表が「県民、メディアはどう闘うか」について議論します。入場無料。
問い合わせは、090-2716-6686(新垣)まで
当日の企画を同時配信します。
★【LIVE】「ノーモア沖縄戦 命(ぬち)どぅ宝の会」シンポジウム(3:01:25)

【LIVE】「ノーモア沖縄戦 命(ぬち)どぅ宝の会」シンポジウム
2,819 回視聴 2022/09/25 にライブ配信
ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会 - YouTube
★「戦争勃発は政治の敗北」新垣毅(琉球新報編集局次長兼報道本部長)、木村朗ISF編集長(23:42)

「戦争勃発は政治の敗北」新垣毅(琉球新報編集局次長兼報道本部長)、木村朗ISF編集長
55 回視聴2022/07/03
木村ISF編集長の扉、キーパーソンと語る - YouTube
★2022年9月16日
メルマガ57号 – ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会
★2022年9月8日 沖縄タイムス 茶飲み話 

ニューギニアの戦い - Wikipedia
太平洋戦争開始後間もない1942年1月、日本の大本営は「ニューギニアおよびソロモン群島の要地の攻略を企画する」と決定し、ニューギニアについては「ラエ、サラモア攻略後なしうればポートモレスビーを攻略する」とした。この決定により1942年3月8日、日本軍は東部ニューギニアのラエ、サラモアに上陸し占領した。 これがニューギニアの戦いの始まりであり、ダグラス・マッカーサー大将が率いる連合軍との間で1945年8月15日の終戦まで戦いが続けられた。連合軍の優勢な戦力の前に日本軍は次第に制海権・制空権を失って補給が途絶し、将兵は飢餓や過酷な自然環境とも戦わねばならなかった。ニューギニアに上陸した20万名の日本軍将兵のうち、生還者は2万名に過ぎなかった。また台湾高砂族による高砂義勇兵や朝鮮志願兵、チャンドラ・ボース支援のインド兵やインドネシア人兵補も戦闘に参加している。
★【ニューギニアの戦い】悲惨な戦闘を徹底解説!太平洋戦争で一番熾烈な戦線!連合軍の鮮やかな戦術とは?(37:21)

【ニューギニアの戦い】悲惨な戦闘を徹底解説!太平洋戦争で一番熾烈な戦線!連合軍の鮮やかな戦術とは?
189,810 回視聴2020/09/26に公開済み
大人の教養TV - YouTube
★2022年8月22日 07:32
「弟の面影が忘れられない」届かなかった到着の知らせ 対馬丸撃沈から78年
 疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈されてから22日で78年。那覇市若狭の慰霊碑「小桜の塔」では前日の21日、強い日差しの中を遺族らが訪れた。「弟の面影が忘れられない」「戦争さえなければ」。犠牲者の冥福と平和を祈って手を合わせた。

対馬丸で犠牲になった弟の儀間眞雄さんの名が刻まれた小桜の塔を見つめる秀子さん(手前)と家族=21日、那覇市

 那覇市の儀間秀子さん(92)は、末弟の眞雄さん=当時(11)=を失った。眞雄さんとは「一緒によく遊び、よくけんかした」と懐かしむ。

 1944年8月、垣花国民学校に通っていた眞雄さんは九州に疎開することに。だが、到着を知らせる電報は届かなかった。

 秀子さんはその後の10・10空襲で家を焼かれ、地上戦では南部の戦場をさまよった。一緒に逃げていた両親は亡くなり、長男は兵隊、次男は学徒隊として戦死。家族の中で一人、生き残った。

 刻銘板には、眞雄さんの名もある。「戦争は本当に嫌」。塔に向かって、じっと手を合わせた。

 約5年ぶりに訪れたのは、豊見城市の古波蔵伸子さん(94)。弟の又吉常幸さん=当時(15)=が犠牲になった。「ここに来ると、いろんなことを思い出すよ」。常幸さんとは、畳の上で疎開船に乗る「予行演習」をして遊んだという。

 母は亡くなるまで、対馬丸のことを口にしなかった。あの戦争が「ただただ悔しい」と静かに語った。

 対馬丸は疎開学童らを乗せて那覇港から九州へ向かう途中、鹿児島県の悪石島沖で撃沈された。犠牲者は氏名が判明しただけで1484人で、うち学童は784人に上る。

 近くを通りかかり手を合わせた那覇市の40代女性は「今も争いがある。世界からなくなってほしい」と願いを込めた。

 22日に行われる対馬丸慰霊祭は去年と同様、コロナ禍のため、来賓や遺族は招かず、記念館の職員で法要のみを行う。(社会部・當銘悠)

★2022年8月22日 沖縄タイムス

★2022年8月22日 10:42
ぎらつく沖縄の太陽に虹色のリング 那覇市の上空に「ハロ」出現
 真夏日が続く沖縄地方。那覇市の上空で21日、太陽の周りを虹色の輪が彩る「日暈(ひがさ)」が観測された。

太陽を虹の輪が囲う「日暈」=21日午前10時すぎ、那覇市内(竹尾智勇撮影)
 日暈はハロともいわれる。上空の湿った雲にある氷の結晶が太陽光に反射・屈折して起きる現象とされる。季節や場所に関係なく、県内各地で時々確認される。
★2022年8月22日 沖縄タイムス 茶飲み話

★2022年8月22日 05:00
<社説>対馬丸撃沈78年 歴史学び悲劇繰り返さず - 琉球新報デジタル

 疎開学童らを乗せた対馬丸が米潜水艦の攻撃により撃沈された悲劇から、78年となる。子どもたちの未来を奪った戦争が二度と起きないよう改めて不戦を誓う日としたい。
 なぜ子どもや住民が巻き添えにならなくてはいけなかったのか。戦闘の「足手まとい」となる子どもや高齢者を島から追い出すという軍の論理を優先したことが背景にある。米中対立による台湾周辺の緊張など、戦火への恐怖が私たちの身近に迫りつつある今だからこそ、過ちを繰り返さぬよう歴史に学びたい。
 対馬丸記念館によると、対馬丸には疎開学童と一般疎開の計1661人を含む1788人が乗船していた。氏名が判別した犠牲者は疎開学童784人、一般疎開625人などとなっている。
 沖縄からの住民疎開は1944年7月、サイパンの日本軍が壊滅したことを契機としている。南西諸島が戦場になることを見越し、政府は子ども、女性、高齢者10万人を疎開させることを決めた。戦闘の邪魔になるというだけでなく、兵士の食料確保という側面もあった。
 対馬丸が出航する10日前の8月12日、沖縄に配属された第32軍は「南西諸島周辺で敵潜水艦の活動が活発化」と東京に打電した。危険と知りながら子どもや住民を敵艦が待つ海に送り出したのだ。
 「軍は住民に必要な情報を隠す」「住民の危険より兵力を重視する」ことが対馬丸事件の教訓に挙げられよう。
 仮に台湾有事となった場合、こうした教訓は生かされるだろうか。石垣市や宮古島市が国民保護法に基づいてまとめた避難計画のひな型では、住民避難に必要な航空機は石垣が延べ435機、宮古島が381機と試算している。船舶であれば、宮古島だけで114隻を必要とする。
 現実離れした計画であり、有事に逃げ遅れた住民が巻き添えになる可能性は高い。運よく航空機や船舶が確保できても、対馬丸のように戦場である空域や海域に住民を送り込むことになりかねない。
 対馬丸撃沈の前から米軍は日本軍の暗号を解読し、商船を含む日本の船団を標的としていた。物資や兵員の輸送を遮断する目的であり、その船に子どもを含む住民が乗っているかは無関係だ。地上戦同様、海の戦争でも軍の論理が優先し「軍隊は住民を守らない」ことを示している。
 事が起きてからでは遅い。軍事的な衝突が起きないよう外交を含むあらゆる手段を駆使して、緊張緩和に努めるのが政府の役割だ。対馬丸の悲劇を繰り返さないためには、有事への備えでなく平時からの対話こそが求められる。
 対馬丸を含め、44年に米艦に撃沈された戦時遭難船舶は、県関係だけで26隻に上る。国策が子どもを含む住民を死に追いやることが二度とあってはならない。78年前の悲劇を悼み、戦争につながる全ての行為を否定する。
★2022年8月22日 13:20
対馬丸撃沈78年、遺族らが追悼 小桜の塔で慰霊祭 沖縄・那覇市 - 琉球新報デジタル
 太平洋戦争中の1944年8月22日午後10時12分頃、学童疎開で九州に向かう沖縄の子どもらを乗せた対馬丸が米軍の攻撃を受けて沈没した。撃沈から78年となる22日、対馬丸記念館を運営する対馬丸記念会は、那覇市若狭の旭ケ丘公園にある対馬丸戦没者の慰霊碑、小桜の塔で慰霊祭を開いた。昨年に続き、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、同館職員ら15人がしめやかに法要を執り行った。慰霊祭終了後に足を運ぶ遺族もいた。

対馬丸慰霊祭で追悼のことばを述べる対馬丸記念会の高良政勝代表理事=22日午前、那覇市若狭の「小桜の塔」
▼対馬丸の子どもたちに届け 児童合唱団が「小桜の塔」で追悼
対馬丸の犠牲者で氏名が判明しているのは学童784人、一般疎開625人など計1484人。
 同記念会代表理事で対馬丸の生存者である高良政勝さん(82)が追悼の言葉を述べた。現在も続くロシアとウクライナの戦闘に触れ、「罪のない多くの一般住民や子どもの命が危機にさらされている。人間は言葉という文化を持っている。武器で戦うのではなく、言葉を交わすことで物事を解決する道を探ってほしい。そう対馬丸の子どもたちは願っているでしょう」と武力によらない早期解決を求めた。
 同館によると、例年は約400人が参加していたが、2020年からは新型コロナの感染拡大を防ぐため、遺族や来賓には参加自粛を求めている。
対馬丸記念館 | 対馬丸記念館は、対馬丸事件の犠牲者の鎮魂と、子供たちに平和と命の尊さを教え、 事件を正しく後世へ伝える為に対馬丸撃沈から60年目に沖縄県那覇市に開館しました

海よ、いのちよ。(公開版)

ボクは対馬丸に乗った ~声の絵本~
対馬丸生存者の証言
対馬丸事件

陸軍徴用船・対馬丸
★ドキュメンタリーアニメーション 対馬丸 さようなら沖縄 1982年(8:04)

★戦争を知らない子供達を震撼させた「対馬丸 さようなら沖縄」「對馬丸 再見沖繩」「Tsushima-Maru Goodbye Okinawa 」[1944年(昭和19年)8月22日沈没(1:10:59)

1982年に制作された「対馬丸 さようなら沖縄」は沖縄から本土に学童疎開する子供達を乗せたまま、アメリカ軍の潜水艦に攻撃され沈没した「対馬丸事件」のドキュメンタリー映画です。小学生とお年寄りを大勢乗せた対馬丸は「本土に行けば安心」「本土に行ったら雪が見られるかもしれないよ!」という期待に胸を膨らませる学生たちの気持ちを裏切り沈没してしまいます。一部の方からは「トラウマアニメ」と言われています。ご存知じゃない方も多い隠れた名作「対馬丸・さようなら沖縄」を振り返ります。
1982年
原作:大城立裕
脚本:大久保昌一良+千野皓司
監督:小林治
対馬丸製作委員会
出典:戦争を知らない子供達を震撼させた「対馬丸 さようなら沖縄」 (page 1) - Middle Edge(ミドルエッジ)
第1回:日本は「美しい豊かな国」ではなかったの⁉(小林美穂子) | マガジン9
↓同著者の今朝の新聞記事

★2022年8月22日 15:50
ワクチン3回目接種で商品券 抽選で5000円分を1000人に贈呈 浦添市、市民を対象に - 琉球新報デジタル
 【浦添】浦添市は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種促進キャンペーンを開始している。抽選で市民千人に、市内で使える5千円分の商品券を贈呈する。7月31日までに3回目接種を終えた市民と8月1日から9月30日までに3回目接種を終えた市民が対象。

浦添市役所
 応募方法は市内の各世帯に配布されている広報誌に記載されたQRコードや市のホームページ、LINE(ライン)などから応募できる。応募期間は10月14日まで。抽選は11月上旬を予定している。商品券は紙と電子版の2種類があり、いずれかを選択する。
 浦添市によると、市民の3回目接種率は45.9%(8日時点)で県内11市の中で6番目となっている。キャンペーンに関する詳しい内容はうらそえプラスか商品券事務局(電話)(0120)036370。(吉田健一)